八町きゅうり研究会
会長:関野貞夫
事務局
JA須高高甫分室
TEL 026-245-0059 |
八町きゅうりは、昭和30年ごろ盛んに栽培されていましたが、当時とは、草姿・果形が多少変わっています。
主枝には雌花がつきにくく、収穫量は一般のきゅうりより劣りますが、うどんこ病、べと病に強い品種です。
1 肥料(1平方メートル当りの目安)
もとごえ: |
定植1月~2週間前に土に混ぜておく。 |
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完熟堆肥・2kg、BB重焼燐2号・20g、焼燐加安S550・120g |
追肥: |
きゅうりのように長期間収穫するものは追肥が決め手です。
NK化成20号 計140g(10日~2週間に1回 20gずつ)
他の肥料を使用するときは、窒素の成分量を考慮して増減します。 |
2 苗の見分け方
苗を求めるのは5月中・下旬で十分。あまり早く植えつけると遅霜にあう心配があります。 |
良い苗を見分けるポイントは、緑色が濃く、節間がつまっていて、葉や茎が太くがっしりしていることです。 |
3 雌花のつき方の特徴
特徴: |
親づる…雄花が中心、子づる…第1節に雌花、孫づる…第1節に雌花
子づると孫づるの1節目にはほとんど雌花がつきます。うまくいけば、ひ孫づるの雌花も収穫できます。 |
摘芯: |
次々と出るつるを2~3節で摘芯し、つるが混み合わないように加減します。下から3段目までの脇芽、展葉後35日以上たった老葉は摘み取り、通風、日当たりを良くします。 |
つるの誘引: |
親づるは垂直に誘引します。つるは垂れ下がらないように早めに誘引します。 |
4 収穫の目安
長さ17~20cm、重さ160~200g |
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